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25–26 Sept 2024
RIBF コンファレンスホール (RIBF 201)
Asia/Tokyo timezone

原子核反応の理解は目覚ましい進歩を続けているが、核反応した後の原子核の振る舞いについては未知の部分が多い。その総合的な理解に至るには、入射粒子と標的核が短時間に相互作用する直接過程に加えて、前平衡過程から複合核過程へ発展していく反応ダイナミクスの理解することが重要である。
近年、ニュートリノ観測や医療用加速器の設計、半導体ソフトエラーの評価でもこのような総合的な核反応過程の理解の重要性が指摘されており、次代の核物理の重要テーマになりつつある。
このような核反応の時間発展ダイナミクスを理解するため、理研の仁科加速器科学研究センターでは逆運動学を用いた直接反応の実験が行われており、不安定核物理を中心に世界をリードする成果を生み出している。加えて、逆運動学手法を用いる観測では、前平衡過程や複合核過程を経て生成された娘核が直接検出できることから、実験で得られる核物理学的知見はより多いと考えられる。この取り組みは理論と実験の両輪による協力が欠かせない。

本研究会を通して国内の関係する研究者との間で知見を集約し議論を行うことで、さらなる発展を目指す。

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RIBF コンファレンスホール (RIBF 201)
〒351-0198 埼玉県和光市広沢2-1
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