13–14 Mar 2025
Asia/Tokyo timezone

KEKの教授、理事を長く務められた岡田安弘先生をお迎えして、ヒッグス粒子や素粒子のフレーバーの謎についての研究会を開催いたします。この40年間、素粒子物理は大きく発展し、物理学の根本原理が整理されました。理論物理の様々な断片が素粒子標準模型に集約されつつ、大型の実験計画が実現され検証も進みました。同時に宇宙観測からの情報も爆発的に増えました。それを背景に、素粒子と宇宙の謎が関連して語られるようになり、標準模型の先にある素粒子・宇宙シナリオが提案されてきました。10年ほど前にはヒッグス粒子がとうとう発見され、その正体とヒッグスが作り出すフレーバーの成り立ちの謎が、新理論の鍵を握っていると期待されています。

宇宙と素粒子の関係、ヒッグスとフレーバー研究は岡田先生が大きな貢献をされてこられたテーマです。この機会に、これまでを振り返るとともに、最新の研究と今後の展望について議論する理論物理研究会を開催いたします。

参加は招待者に限らせていただきます。
 

世話人:青木真由美 (金沢大学)、北野龍一郎 (KEK)、津村浩二 (九州大学)

アドバイザー:兼村晋哉 (大阪大学)、佐藤丈 (横浜国立大学)

協力:KEK理論センター

 

 

Starts
Ends
Asia/Tokyo