Speaker
Shiori Nishida
Description
ミグダル効果の観測を目的としたMIRACLUE実験では、検出器の性能を向上させるべくμ-TPCのストリップ間隔を800μmから400μmに縮小し、それに伴いDAQボードを6枚から12枚に増設した。この変更に対応するため、複数のDAQボードを統合的に制御する新たな統合DAQシステムを開発した。本発表ではこのシステムの概要と構成、及び2025年11月に実施した中性子ビーム実験での運用について報告する。