Speaker
Kentaro Miuchi
Description
"MPGD等のエネルギー較正に用いられる小型のX線源として、MXSが玉川等にによって開発され[1]、複製品を神戸大学でも製作して使用してきた。チタンをターゲットとして用いるこのMXSは55Feの少し下のエネルギー較正を可能とすると共に光源のUV LEDの操作によってパルス状のX線を放射可能なものである。今回、ミグダル効果の観測実験などで利用するために、20k耐圧のフィードスルーを用い、銅をターゲットとして使用するX線源の製作を行った。本講演ではこちらの新しいX線源(MXS2025)の開発について報告する。
[1] W.B.Iwakiri, et.al, RIKEN Accel. Prog. Rep. 48 (2025) など "