Speaker
Taiyo Sato
Description
1 - 50 MeV のガンマ線観測は、低エネルギー宇宙線の存在や加速源、暗黒物質崩壊の探査に有力である。ETCC を用いた高エネルギーガンマ線の観測のため、対生成・コンプトン散乱を弁別するアルゴリズムを開発した。UVSOR BL1U にて 3 軸読み出し µ-PIC TPC にガンマ線ビームを照射する実験を行い、観測データから到来方向を再構成し対生成事象を抽出可能であることを確認した。本講演では実験の概要と解析結果について報告する。