Speaker
Ayumi Morita
Description
これまで、ニュートリノ実験で使用する液体アルゴン検出器用低温信号読み出しエレクトロニクスを開発してきた。現在、低温エレクトロクスの高機能化と液体ヘリウム検出器の実現のために、数K以下の極低温下で動作可能なCryo-CMOSの導入を検討している。本研究では、Cryo-CMOS導入の初口として、高放射線耐性ADCとして設計・製作された素子の液体ヘリウム温度における動作特性評価から、Cryo-CMOS信号読み出しエレクトロニクスの開発方針を議論する。