数値シミュレーションは、複雑な現象や問題を扱う手法として、素粒子・原子核・宇宙物理の分野でも大きな役割を果たしてきました。計算機の高速化により実現できるシミュレーションの規模も大きくなり、より現実的かつ精密な計算が可能になってきています。国内では京コンピュータの次の世代を担う「富岳」の稼働が近づいており、基礎科学分野の進展にも大きな役割を果たすと期待されます。本研究会は、シミュレーションによる素粒子・原子核・宇宙物理および関連分野の研究の将来について、分野を超えて議論する場を提供するものです。いくつかのレビュー講演のほか、口頭およびポスター発表を公募します。取り上げる研究テーマの例を「プログラム概要」に挙げますが、テーマはそれらに限るものではありません。多くの方のご参加を期待しております。

 

参加費:1,000円(茶菓、ポスターセッション軽食こみ。懇親会費は別途4,000円)

旅費支援:できるだけ自主財源によるご参加をお願いします。大学院生や若手等、自主財源のない方への旅費補助については、参加登録時にお申し込みください。(旅費サポートの申し込みは締め切りました。) 締め切りました。

宿泊施設:宿泊予約は各自でお願いします。

 

なお、研究会終了の翌日12月20日(金)に、青木慎也先生の還暦をお祝いして、研究会「場の量子論における非摂動論的手法と素粒子物理学への応用」が京大基研で開催され、同日夜に懇親会が行われる予定です。

 

世話人:久徳浩太郎(京大理), 佐々木健志(京大基研), 清水則孝(東大理), 土井琢身(理研), 永井智哉(筑波大), 西村信哉(京大基研), 橋本省二(KEK), 吉田直紀(東大理, KIPMU)

主催:京都大学基礎物理学研究所

共催:計算基礎科学連携拠点, ポスト「京」重点課題9「宇宙の基本法則と進化の解明」

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Ends
Asia/Tokyo
京都大学
基礎物理学研究所・パナソニック国際交流ホール