Speaker
渋谷 真之
(核融合科学研究所 技術部)
Description
核融合科学研究所では、放射線管理区域内で作業を行う際には、放射線による汚染拡大を防止するために専用の作業着を着用することが決まりとなっています。作業が終了したらその作業着を脱ぎ、管理区域から退出します。管理区域内作業着は、作業者が一目で識別できるように、赤・緑・黄色の派手な色を使用しています。しかし、作業者が誤って作業着を着用したまま退出する事例が多発しました。そのため、退出ゲートにカメラを設置し、管理区域内作業着を着用したまま退出しようとした場合に色検知により警告するシステムを開発し、運用してきました。本報告では、そのシステムについて詳しく説明します。