7–8 Mar 2024
KEK Tsukuba Campus
Asia/Tokyo timezone

P-4-3 JT-60SA統合コミッショニングにおける真空容器内のガス分析

7 Mar 2024, 15:30
40m
研究本館1階 (会議室1&ラウンジ)

研究本館1階

会議室1&ラウンジ

Speaker

大和田 篤志 (量子科学技術研究開発機構 量子エネルギー部門那珂研究所 トカマクシステム技術開発部JT-60本体開発グループ)

Description

2023年5月末から、初プラズマ着火を目指して超伝導トカマク装置JT-60SAの統合コミッショニングを再開した。プラズマ着火に必要な真空を得るためには真空容器内壁を洗浄する必要がある。そこで、真空容器二重壁間に高温の窒素ガスを循環させることで内壁を約200℃に昇温して水分を始めとする内壁からのガス放出を促進する200℃ベーキング、真空容器内壁をカソードとしてグロー放電を起こすことで内壁の不純物を叩き出すグロー放電洗浄(GDC)によって不純物の低減を図った。これらの処理による真空容器内のガス種の変化について、四極子形質量分析計(QMS)を用いて真空容器内の残留ガス及び真空容器から排出されたガスの分析を実施したので報告する。

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