Description
https://zoom.us/j/96947566246?pwd=NU53TEdoVy9maS9GVkN3ZXNacVVVQT09
本学は、我が国唯一の視覚・聴覚障害者のための高等教育機関です。
国内一小さな国立大学ながら、大変特徴的な本学の概要、本学に在籍する技術職員の業務についてご紹介します。併せて、本学で手話通訳職員として勤務する立場から、令和6年度の科研費(奨励研究)に応募しました。その内容についてもご紹介します。
毎年夏、機構内の電気設備点検に伴う計画停電時に計算科学センターでサービスを提供している基盤ネットワークやメールなどのような情報基盤サービスが無停止で運用できるよう外部に仮設発電機を接続して給電を行っている。2017年度からはGrid関係の機器についても無停止での運用を行うためUPSを経由して給電を行ってきた。しかし、2020年度秋から当該機器を含む中央計算機システム更新による設置場所と接続先UPSの変更により、外部発電機の容量や設置場所などを検討した結果、給電経路を整備する必要が生じた。経路整備期間中はGridサービスの停止を余儀なくされた。Gridは海外の研究機関が供出する計算資源と協調して運用を行う必要があるため、計算科学センターで運用を行うGrid基幹サービスを停止させないことが望まれる。本発表では、停電期間中でもGrid...
近年、オープンサイエンスや分野横断的な研究を推進する流れを受けて、研究者が出版社や他の研究室などの外部の人に対してデータを共有・公開する機会が増加している。しかし、一般的なファイル共有サービスは、大容量の計算データのやり取りに用いるには扱えるデータ容量が少ない上、データが長期間保存される保証がない。この課題に対して、当センターではスーパーコンピューター利用者が無料で利用可能な独自の計算データリポジトリサービスを立ち上げることとなった。本発表では、本サービスの要件を満たすソフトウェアの調査・選定や運用方針の決定など、サービス開始に向けて現在までにどのような取り組みを行ってきたか発表する。
顕微鏡映像ではカメラの振動が拡大され、撮像では大きなブレとして現れる問題が生じる。そこで撮影後にプログラムによってカメラブレを補正するソフトウェアを開発した。当該ソフトウェアでは、ブロックマッチング法を用いてブレ量を推定し、さらに小数画素精度のブレをパラボラマッチング法で推定する手法を採用している。実装はプログラミング言語の Python によって作成した。実際に開発ソフトウェアを用いて気道上皮線毛の高フレームレート顕微鏡映像に対してカメラブレ補正を行い、線毛運動周波数をより正確に測定可能となることを検証し、ソフトウェアの有用性を確認した。