Speaker
竹内 章博
(QST)
Description
3GeV高輝度放射光施設NanoTerasuは2024年4月からの供用運転を開始した。電子ビームロスの情報は加速器の運転上および放射線安全上、重要である。いつ、どこで、どの程度発生したかが分かれば原因の解明に役立つ。そこで、電子ビームロスを測定するために、Mirion Technology社のDMC3000(中性子モジュール付き)線量計を加速器トンネル内に設置し、運転中における線量の時系列測定を行っている。実測できたビームロスの事例を踏まえて測定結果について報告する。