19–20 Dec 2025
岩手大学
Asia/Tokyo timezone

AXEL実験1000L検出器の実装に向けた高電圧印加システムの効率化

19 Dec 2025, 16:10
25m
銀河ホール (岩手大学)

銀河ホール

岩手大学

盛岡市上田4-3-5 岩手大学理工学部 建物番号:C21

Speaker

Evan Lim

Description

AXEL実験では、1000L検出器で電子をドリフトさせるために、およびEL光を出すためには、-80kVの電場が必要とされている。なお、現時点で、研究グループ内ではバックグラウンド放射線量が多いセラミックコンデンサーの用いたcockcroft-walton (CW)回路で-72kVにしか到達できないため、昇圧回路の改善が必要。ここで、本研究では、放射線量の低い耐電圧の高いコンデンサーを開発し、回路の構造を変えることによって、その問題を解決しようとした。また、180L検出器では、アノード電極まわりの放電事項が問題となっており、その解決策としては、FPCで電極を開発し、放電を抑えることが進められている。

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