Speaker
Yutaro Yano
Description
GRAMS実験の粒子識別原理を液体アルゴンTPCで検証するため、J-PARCで反粒子ビームを用いたT98実験を実施した。10^5以上の反陽子捕獲事象に加え、陽子・重陽子・π±など多様なデータを取得した。TPCシミュレーションを構築し、信号再現とGeant4モデル比較を行うとともに、CNNによる2次粒子識別手法の開発を進めている。本発表ではこれらのデータ概要、シミュレーション、2次粒子解析の現状を報告する。