Speaker
菊地 拓郎
(分子科学研究所 技術推進部 装置開発ユニット)
Description
めっき技術は、古くて新しい技術とよく言われる。その起源は、紀元前1500年頃のメソポタミア文明で使われた溶融すずめっきにまでさかのぼり、現代でも様々な分野の産業で利用されている。近年発展目覚ましいIT産業にもめっき技術は不可欠である。しかし、これだけ幅広く重要な技術でありながら、めっき技術そのものことはあまりよく理解されていないように思われる。そこで、発表者がこれまでに業務で製作してきた研究用部品の事例を交えながら、めっき技術について紹介していく。