Speaker
Utano Hijikata
(早稲田大学)
Description
GRAMS実験では液体アルゴンTPC(LArTPC)を用いた宇宙反物質の検出を目指している.そのため標的となる反粒子検出手法の確立が必要であり,J-PARCハドロンホールK1.8BRでの反粒子同定実験を予定している.それに向けて現状使用しているTPCのAnodeの再設計を行なっている.本講演では今まで使用してきたTPCと現在開発しているTPC Anodeについて概要と現状,今後の方針について報告する.