Speaker
水島 康太(QST)
Description
QSTでは小型な重粒子線治療装置の開発プロジェクトを進めている。現在普及している重粒子線治療装置は60m×50m程度と非常に大きく、専用建物も必要となることから、治療施設の導入に多額の費用がかかってしまう。
その課題を解決するため、超伝導電磁石により加速器を小型化することで、既存の病院建物内に設置できる20m×10mの装置サイズ実現を目指している。本セミナーでは、重粒子線治療装置について紹介するとともに開発中の超伝導電磁石について説明する。