21-23 December 2023
Asia/Tokyo timezone

本研究会では、高エネルギー物理学、素粒子理論等の研究の中心となる若手に、現在の研究の学術上の位置付け、成果を自由に語ってもらい、そこを起点とする議論から未来の展望を共に考えることを目的とします。

素粒子実験や宇宙の観測によってまとめられた素粒子標準模型や標準的な宇宙の歴史には、多くの綻びが存在します。理論的に指摘されている真空の不安定性や、暗黒物質の性質、物質の起源などの根本的な問題に挑戦するために、多くの素粒子実験が並行して進められています。国内では、Belle II 実験、ニュートリノ実験、Kaon、muon, neutronなど素粒子のフレーバーを手がかり新しい物理を探索する実験が進行中であり、国際的には最高エネルギー衝突実験であるLHC実験がヒッグス粒子の性質の測定や、新物理の探索を行なっています。暗黒物質の探索は、従来からの巨大な測定器を使った探索実験に加えて、軽い暗黒物質を想定したダークセクターの探索が活性化しています。またミューオンg-2のアノマリーのように現在の標準模型では理解できない現象もあります。

本研究会をきっかけに、素粒子物理の現在・未来をあらためて俯瞰し、これからの素粒子・宇宙研究が進むべき方向を見出すことを目指します。

#現地参加登録が会場(3号館セミナーホール)の収容定員(130名)を超えた場合は、全日程参加者を優先します。 会場が研究本館・小林ホール(定員248名)に変更になりました。

#12月7日に参加登録を締め切ります。
学生・若手研究者には旅費の補助が可能です。希望する方は登録フォームから旅費補助をお申し込みください(11月23日まで)。なお、財源が限られているため全ての方のご希望には添えない点をあらかじめご了承ください。 予算の上限に達したため補助申込みの受付を終了しました。

 

参加費用 コーヒー代(全員) 500円

初日懇親会参加費用 4000円

最終日の弁当を注文された方は1000円をお支払いください。

 

 

主催:素粒子原子核研究所

発起人:飯嶋徹(名古屋大学)市川温子(東北大学)野尻美保子(KEK,コンタクト)

世話人:[実験]石川明正(KEK)石野雅也(東京大学)田島治(京都大学)中浜優(KEK)

        南條創(大阪大学)横山将志(東大)[理論]遠藤基(KEK)浜口幸一(東京大学)

 

 

 

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Ends
Asia/Tokyo
KEK Kobayashi Hall