MPGD & Active媒質TPC2020研究会

Asia/Tokyo
Description

MPGD&Active 媒質TPC2020研究会を、神戸大学にて

2020年12月25日(金)~26日(土)に開催いたします。

MPGD (Micro-Pattern Gas Detectors) は、素粒子・原子核実験・宇宙観測など科学分野
に広く用いられてきましたが、近年はX線や中性子を利用した非破壊検査や医療分野など、
産業面での応用研究も活発に行われるようになってきました。一方で、暗黒物質探索、
ニュートリノ物理研究、医療用PET、宇宙観測などを目的とし、標的・ソース・コンバージョン
機能を果たすアクティブ媒質を用いたTPCの開発研究が盛り上がっています。国内でも、
陰イオンガス、高圧ガス、液体(Xe,He,Ar)と多様な研究が行われています。

これらの検出器には、要素技術で共通な部分が多く見られますので、合同研究会を企画する
ことで、研究者間の交流や新たなアイデア創出を促すことを目指します。専門家だけでなく、
これからMPGDやアクティブ媒質TPCを利用しようとする初心者も大歓迎です。
興味を持たれる多くの方にご参加いただき、活発な議論を行いたいと考えております。

*日時:
2020年
12月25日(金)13:00-18:00

12月26日(土)10:00-17:00

*場所
神戸大学 先端融合研究環統合研究拠点コンベンションホール
http://www.oair.kobe-u.ac.jp/ir/map-ja.html

参加される方は、神戸大学の施設利用に関するガイドライン

をご覧ください。

*オンラインで参加される方
オンラインで参加する方は、以下のZoomリンク、もしくは会議室番号を用いてアクセスしてください。
https://cern.zoom.us/j/93087591560?pwd=cEJUTFhpVGtuYm9HL1B6RXAzTm83UT09
ミーティングID:  930 8759 1560
パスコード:  真空中の光速度の有効数字6桁分

*内容
1) MPGDの基礎開発、特性評価
2) MPGDの読み出し回路開発、試験
3) MPGDの応用
4)TPCに必要な要素技術(高電圧、ガス・液体純化、
電荷&光検出器、読み出し回路など)の開発、試験
5) アクティブ媒質TPCの応用
6)関連する検出器のアイディア・開発

*講演申込、参加申込、旅費補助
講演希望の方は、12月4日(金)までに registrationフォーム
よりお申し込み下さい。
旅費補助が可能ですので、必要な方は世話人にご連絡ください。

*世話人連絡先
 
 
*研究会世話人
 玉川 (理研)、四日市 (理研)、大田、郡司、酒見 (東大CNS)、門叶(山形大)、
宇野、小沢、坂下(KEK)、関谷 (ICRR)、寄田 (早稲田大)、市川、窪、高田、谷森(京大)、
中野(大阪市大)、越智、身内(神戸大)、石野 (世話人代表・岡山大)、杉山(佐賀大)

 

主催:神戸大学先端融合研究環、高エネルギー加速器研究機構・測定器開発プラットフォーム

Registration
Registration form
Participants
  • Atsuhiko OCHI
  • Atsumi Masakazu
  • Ban Sei
  • Kubota Ryo
  • Makoto Kobayashi
  • Nakano Eiichi
  • Ogio Shingo
  • PARKER Joseph
  • Sakashita Ken
  • 中島 康博
  • 中村 和広
  • 伊藤 博士
  • 加藤 幸弘
  • 古野 達也
  • 吉川 慶
  • 吉田 将
  • 吉田 有良
  • 吉田 隼輔
  • 園田 真也
  • 増渕 達也
  • 宇野 彰二
  • 宮本 憲一
  • 寺川 貴樹
  • 小池 貴久
  • 島田 修
  • 島田 拓弥
  • 川畑 貴裕
  • 市川 温子
  • 弓野 圭太
  • 成田 晋也
  • 星屋 博一
  • 李沢 祥太
  • 東野 聡
  • 根岸 健太郎
  • 橋本 和幸
  • 武内 陽子
  • 水本 哲矢
  • 水越 彗太
  • 氷見 香奈子
  • 池田 智法
  • 津田 雅弥
  • 石浦 宏尚
  • 石田 友里恵
  • 石野 宏和
  • 窪 秀利
  • 竹谷 篤
  • 谷口 大悟
  • 谷森 通る
  • 身内 賢太朗
  • 輝石 中村
  • 郡司 卓
  • 長崎 大智
  • 門叶 冬樹
  • 関畑 大貴
  • 関谷 洋之
  • 阿部 光
  • 高橋 真斗
  • 高田 淳史
  • Friday, December 25
    • Session 1
      Convener: Ken SAKASHITA
      • 1
        Opening remarks
        Speaker: 藏重 久弥 (神戸大学)
      • 2
        0νββ探索実験AXEL 大型試作機にまつわる苦労話エトセトラ
        Speaker: 中村 和広 (京都大学)
      • 3
        MAIKoアクティブ標的を用いた12Cと中性子の非弾性散乱測定
        Speaker: 古野 達也 (大阪大学)
      • 4
        液体アルゴンTPC用信号読み出しエレクトロニクス及びファームウェアの開発
        Speaker: 李沢 祥太 (岩手大学)
      • 5
        LAμ-PICを用いた方向に感度を持つ暗黒物質探索の最新結果
        Speaker: 島田 拓弥 (神戸大学)
    • 3:15 PM
      Coffee break 1
    • Session 2
      Convener: 谷森 達 (京都大学)
      • 6
        極低放射能アルファ線イメージ分析
        Speaker: 伊藤 博士 (東大宇宙線研)
      • 7
        機械学習によるETCC検出器の点源分解能の改善
        Speaker: 池田 智法 (京都大学)
      • 8
        ALICE実験TPC検出器オンライン飛跡再構成に向けた機械学習による空間電荷効果の高速補正
        Speaker: 関畑 大貴 (東大CNS)
      • 9
        Platform C のご紹介
        Speaker: Ken SAKASHITA
  • Saturday, December 26
    • Session 3
      Convener: 高田 淳史 (京都大学)
    • 10:15 AM
      Coffee break 2
    • Session 4
      Convener: Prof. Kentaro MIUCHI (Kobe University)
      • 13
        Recent activities of the µPIC-based neutron imaging detector at J-PARC
        Speaker: Joseph PARKER (総合科学研究機構)
      • 14
        高速中性子に対する抵抗電極μ-PICの動作の抵抗値依存性
        Speaker: 長崎 大智 (神戸大学)
      • 15
        電子飛跡検出型コンプトンカメラによる福島第一原子力発電所建屋周辺のイメージング分析結果
        Speaker: 園田 真也 (京都大学)
    • 12:00 PM
      Lunch break
    • Session 5
      Convener: Atsuhiko OCHI (Kobe University)
      • 16
        SF6を用いた陰イオンガスマイクロTPCのGarfield++シミュレーションの開発
        Speaker: 島田 拓弥 (神戸大学)
      • 17
        セラミックGEMのガス増幅特性とシミュレーションによる比較と、増幅率安定性・再現性の測定結果
        Speaker: 根岸 健太郎 (岩手大学)
      • 18
        飛跡決定精度向上に向けたu-PICの新電極構造の開発
        Speaker: 吉田 有良 (京都大学)
    • 2:15 PM
      Coffee break 3
    • Session 6
      Convener: Atsuhiko OCHI (Kobe University)
      • 19
        表面抵抗率の異なるDLCを用いたresistive μ-picの基本性能の評価
        Speaker: 谷口 大悟 (神戸大学)
      • 20
        A novel technique for the measurement of the avalanche fluctuation of a GEM stack using a gating foil
        Speaker: 弓野 圭太 (KEK/総研大)
      • 21
        Closing remarks
        Speaker: Kentaro MIUCHI (Kobe University)